2d-extrasの導入でつまずいた話
UnityのTilemap機能の公式拡張ライブラリに、「2d-extras」という、GitHubに公開されているものがあります。
標準機能のままでは作成できない、オートタイルやアニメーションタイルが作成できるものなのですが、これの導入でちょっとつまずいたので、解決法とともに記しておこうと思います。
なお、この記事では、Unity2019.4.24f1を使用しています。
2d-extrasの導入方法でググると、だいたい、
「Packages/package.jsonの、denpendencies内に次の文を追加してください」
的なことが書いてあります。
こんな文です。
"com.unity.2d.tilemap.extras": "https://github.com/Unity-Technologies/2d-extras.git#master"
実際にpackage.jsonに記述すると、こんな感じ。
しかし、この記述に従って導入を試してみると、以下のようなエラーが発生してしまいます。
このエラーの解決法がググってもわからなくて、なかなか難儀したのですが、以下の海外サイトに解決法が記されていました。
曰く、Unityのバージョンごとに、2d-extrasのブランチがあるから、末尾の#masterを環境に合わせたものにしてみてね、という感じです。
なるほど、冒頭の追加する文章の末尾にあった「#master」というのは、GitHubのブランチのことだったのか…と思いつつ、GitHubのページでブランチを覗いてみると、
あった!Unityのバージョンごとのブランチがある!
…というわけで、Unity2019.4.24f1の場合は、2019.4ブランチを使えばいいんじゃろ、ということで、package.jsonへの記述を以下のように変えてみたところ、無事に導入が完了しました。
どなたかの参考になれば幸いです。