orangegirl’s blog

Unityを使用していて気付いた点などのメモ帳

Unity5へ移行して2Dで困ったこと

少女錬金術師 アネットの冒険 [orange girl] | DLsite Maniax - 成人向け」のVer1.1.0制作時のことですが、Unity4.6系のビルドが不安定過ぎた(ビルド時にフリーズしたり、ビルド後のファイルサイズが毎回違ったりした)ため、やむなくUnity5へ移行したということがありました。

Unityのバージョンアップがあると、よくスクリプトエラーが発生するので不安だったPlaymaker(アネットは全てPlaymakerで作成しています)も問題なく動作し、わりと普通に移行できて良かったと思ったのも束の間、困ったことが主に2点発生しました。

 

①音が鳴らなかったり、ボリュームが妙に小さかったりする

 Unity4の時はwavやmp3などの音楽ファイルの方のインスペクタに「3D Sound」というチェックがありましたが、Unity5ではその設定項目はなくなり、コンポーネントのAudio Sourceの方に「Spatial Blend」という項目として移動しています。

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プロジェクトをUnity4から5へ移動した時は、「Spatial Blend」が1(3D側)に設定されてたりするので、これを0(2D側)に設定し直せば、2Dサウンドとなります。

 

②スプライトによる2Dアニメーションの当たり判定がおかしい

こちらも、Unity4と5の設定項目の違いで、2D系のコライダの設定項目が変更されているのが原因です。Unity4では2D系のコライダの設定項目は、Sizeと「Center」でしたが、5ではSizeと「Offset」に変更されています。

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そのため、Animationに「Center」のキーを設定していた場合、そのキーが無効な扱いとなってしまいます。Animationウィンドウでは「Center」の項目は表示色が変わっていて、Missingと表記されています。

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CenterをOffsetに変換してくれればいいんですが、どうもそういう機能は5.0.2現在ではなさそうなので、Offsetのキーを新たに設定するしかないようです。